2012年4月29日日曜日

ビジネスモデルワークショップ

今日はうちの山崎研究室ワークショップでビジネスモデルについて学びました。



いつも通り今回も大盛況で山研の学生とOB、社会人の方々の60人程の参加者で盛り上がりました。GW初日なのにみんな勤勉だことw

前半は山崎先生の講義と講師の福永さんの講義。
今なぜビジネスモデルを学ぶのか。という話題が興味深かったです。技術の進化やコスパの上昇でユーザーが、モノに求めていた使用環境が満足値に到達した時、それ以上モノは売れなくなる。その頭打ち現象がいたる所で起きているという事でした。
ですが、ユーザーが求める使用環境のラインもある程度上昇していくので、そのラインのコントロールが出来ないものなのか、今になって疑問です(苦笑)

という事で、とにかく企業はそんなに簡単に儲けられる時代は終わったと。そういう事です。

なので、既存のビジネスモデルのフレームワークを使用してもほとんど効果が見込まれない為に、新しくビジネスモデルを作りましょ!って事ですね。

そしてWSに突入!

今年、広辞苑の様な論文を書いて山崎研究室の修士を卒業し、独立する亀井さんのビジネスモデルを8人×7チームでつくっていきました。


ワークショップでは、まずは自分で考える時間をとり、
その後共有していくという流れでした。
やはり社会人の方々(UXデザインで食っている人達)と一緒に議論をするのは本当に楽しいですね^^
話し合いのレベルが学生だけの時と違う。僕はそんな中に突っ込んで行くのが好きなので燃えました!!
今回のWSでわかった事は
亀井さんの独立のビジネスモデルを作る場合
・やはり亀井さん自身のデザインスキルに依存するモノがある(ここは完全に仮定した)
・デザイン事務所と異なるバリューを出すならば、ブランディングも兼ねて、非営利な活動をする事は避けられなそう。
・目的を見失っている感じがあったので、手段がプロダクトである理由は無い。
というのが大きな問題点としてあげられ、本来あるべき目的も薄かったのが議論を難航させました。


発表では簡潔に言うと、非営利活動と笑いコンサルでナレッジを貯めて、その後中小企業に売り込むというモデルをつくりましたが、顧客セグメントの選定が粗いとコメントをもらいました。
全体的にあまりお金にガシガシ絡んでくるモデルはありませんでしたが、顧客のセグメント等は7グループ分を集めると、どこか成功しそうな気がします。

先生の粋な計らいでCAの先輩とも同じグループで議論する事が出来、ビジネスモデルを肌で感じるとても良い機会になりました。ここからまたビジネスモデルジェネレーションを読んで勉強ですね。

このWSの後は此川さんと藤原さんに牛角に連れて行ってもらいました^^
ごちそうさまでした!来年から同じ業界で働く先輩なので今後も深く付き合う事になりますね!


2012年4月21日土曜日

僕が大学院に行かないで就職する5つの理由

自身初のブログタイトル風ブログです(笑)

まず前提として、あくまで個人の主観なので、ひとつの意見として見ていただけたらと思います。あと、聞こえが悪かったらごめんなさい。

僕が大学院に行かないで就職する5つの理由



状況としては、僕の所属しているSmileExperienceDesignLab.は大学院進学率がかなり高いです。半数以上は大学院進学くらいのイメージです。
理由としては
・大学院に行かないとデザイン職につくのが難しい
・明らかな実力不足を感じている
・どうしても研究したい事がある
・就職活動が上手くいかなかった
・大学院からイイトコに就職している例がある
など人により理由は多々ありますが、代表的にはこんな感じかと思います。

こんな環境の中で、僕も30秒だけ進学か悩みましたが、キッパリやめました。
そして、あえて大学院進学を選ばずに就職する理由は、、、

1、大学院まで行って研究したい事が無い
学部の卒業研究だって何をやろうか悩んでいるのに、大学院にまで行ってやりたい事なんて僕には見つかりませんでした。というか、将来的にやりたい事はあるけれど、それが大学院行ったからどうにかなるものでもないと思ったのです。




2、スキル以外で勝負したいと思った
学部の4年間で付けるスキルなんてたかがしれています(中には一生懸命にチャレンジして、ケタはずれの実力をつけている友達もいますが,,,,,)。皆さんはおわかりだと思いますが、就活をしてみて肌で感じたのは、学部生はとにかく多少のスキルは当然としておいて、【モチベーションと素直さ、可能性がどれだけあるか】しか見られていない気がします。というか、差がつくのはここだけなのでここを見るしかないですね。なので、必然的にスキル勝負になる前に学部で就職してしまおうと思ったのです。



3、大学院は社会人になってからでも行ける
単純にそうですよね。大学院って社会人になってからでも行けますし、MBA取るとかいろいろ選択肢はあると思います。大学院進学と就職で悩んでいる人は、この選択肢を考えているとは思いますが、社会人になってみて、それでもやはり研究したかったら行く。くらいの気持ちでも良いんじゃないかなぁ。とか思います。


4、お金がない
大学院に進学するって言っても、、、、やはりお金の面は誰もが避ける事ができない壁ですよね。奨学金とか考える事もできますが、結局返済ですからね。それで僕はそんなお金かけて大学院で勉強しようと思わなかったんです。というか、社会に出ても勉強出来る事を忘れてはいけないと思います。例えば僕が来年から働くITベンチャーでは研究レポート制度があり、クリエイターは半期の48時間を好きな研究に費やしてOKなのです。しかもそれに対する対価が支払われます。そして、仕事の枠を超えた様々なレポートで会社の財産になります。良い制度だ(笑)




5、諦めなければ、どうにかなる。
自分なんてまだ実力不足で就職できないから,,,,,,,って思い、進学して実力つけよう!という考え人は少なくないと思います。でもそんな弱気な人が大学院に行って全員が全員成功するなんて思いません。僕が唯一もっていたモノとして、絶対受かる!っていう自分を信じるココロです(裏付けは必要)。ウチの研究室の先輩を見ても、諦めずに頑張った人は入社日ギリギリに滑り込み入社したりと、どうにかなっています。ではなく、どうにかしています。自分を信じてどうにかしようと、そんなザックリな考えだけは持っていました(笑)

こんな感じで僕は就職の道を選びました。なので就職したけど、本気で研究やりたくて、やりたくてしょうがなくなったら研究室に戻ってきているかもしれませんね(笑)ないと思いますが。



でも一番の理由はやはり
社会に出るのが超楽しみだから



これですね(笑)

あまりにも楽しみ過ぎて^^
結局、会社ってある程度業界絞るとやっている事は同じですよね、、、、
だから仲間で選んだ会社、そして史上最強のチームに。
最強のチームのメンバーにふさわしくなる為に、あと一年間頑張ります!
では!

長々と失礼しました。

2011年8月6日土曜日

夏休みだ!

特に大きなイベントもなく平凡に暮らしていました。

ですが、情報デザイン演習2は選抜されて富士通へ行けることに^^



『食事を楽しむ』というテーマを与えられて、
CHEERSという、一言で言えば友達収集ツールを提案。

ご飯が美味しいのは、味よりもそこにいる友達による影響の方が大きいと着眼し、
もっと友達と食事をする機会を増やしたいと思い、作りました。
(ちなみに、一人暮らしの大学生がメインターゲット)

指輪型のプロダクトとSNSからなり、お互いのインプット、アウトプットがリアルタイムで反応するような仕組みです(言葉でうまく言えません;;)

FLASHを見せれれば良いのですが。。。。。

まぁ、なんやかんやで最初のコンセプトから脱線したかもしれない今回の情デ演習ですが、
個人作業で、企画、モック、レンダ、プレゼン、FLASHは辛い。w
全て自分でやりきるのも大事だが、自分はチーム組んでそれぞれが作業する方が好きです。




それから、夏休みはかなり熱い勉強会が多い!!!

渡邊恵太さんの『視覚認知とインターフェイス』
アフォーダンスのお話をメインで聴きました。
自分的には哲学的なお話だったかなと。コピーから情報システムを組むという面白そうな事も教えてもらい、今後狙ってます。


佐伯幸治さんのサービス企画とデザイン
内容はどうしても言えないですが、すごい世界のお話を。。。。
それと、佐伯さんは、箭内道彦の本を出版しているので、その時の仕事のお話をしていただきました。(前回お会いした時に箭内ファンだと語ったら、覚えていてくれて、わざわざ。ほんとうに有り難かったです^^)
箭内さんの逆らいたい病がもろに反映された素晴らしい本だと思います。


デザインのチカラで社会をもっと良くしていこうというWS。
地域ブランディングに興味があったので、参加する事に!!
当日はアートディレクターの中川憲造さんと進めていくようです。
1日ぶっ通し企画なので、内容の濃い日になりそうだ^^


リチャードサッパーの会に引き続く「◯◯の会」シリーズ!!
プロダクトデザインをよく理解できない自分がダクトについて学べるチャンスシリーズですね。w


などまぁ、目白押しな訳です。
夏休みはあまり関係なく、すーっと入ってすーっと抜ける感じなんでしょうね。。。。

applim+にも出場するので、なかなかエキサイティングが見込まれます!
決勝いきてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。


では、また。今年の夏もvamos!!!!!!!!!!!!!!





2011年5月13日金曜日

情報デザイン1_セイコーへのプレゼン

5月12日。地震で延期になっていた情報デザイン演習1のセイコー社へのプレゼン大会がありました。


発表予定から2ヶ月くらい過ぎ、他の課題にも終われ、どのチームもギリギリ調整に追われていましたw
自分たちもファイル提出ギリギリまで粘って作業しましたね^^



今回はセイコー(幕張社)の久米さんやデザイン総括部長始め、合計6名のデザイナーの方に来ていただきました。緊張ですね。
今回は予選?を勝ち抜いた9グループの発表で、順番的には3番目というなかなかいい順番でしたね。




他のグループのプレゼン能力がとても高くなっていて、かなりエキサイティングなプレゼンが続きます。地震の日に海に行って海パンでイメージムービー撮影してたとこもあれば、プロ並みの映像技術でPV作ったとこもあり、ライバルですが見ていて楽しかったですね。




我がチームVAMOS!!なんと最優秀賞いただきました。
(発表内容『VIEWSIC』ケシキを聴く)



三位から発表し二位も発表され、自分達はだめだったのかなぁ。。。。と思っていたら。。。。。呼ばれました!!!
sono
その瞬間、鳥肌立って震えました。賞状貰う時はガタガタでしたねw


ここでメンバー紹介をします!

写真左から

田中一丸  Tanaka Ichimaru   FLASH、ヘッドホン企画、モックアップ担当

小田裕和  Oda Hirokazu    FLASH、プレゼンまとめ、ヘッドホンレンダリング担当

山下達也  Yamashita Tatsuya     全体企画、統率、本体レンダリング、プレゼン資料担当

村澤未来  Murasawa Mirai   本体企画、モックアップ、アクティングアウト担当

の以上4人のメンバーで半年間組んできました。

(ウラ話)実は3人幕総^^。実は最初は女の子が一人いた。全員遅刻魔。




プレゼンと表彰式が終わると、研究室で懇親会が開かれました。
セイコーの方達に、自分達の作品のどこが良かったか、悪かったか等を聞いて、学ぶ事がたくさん。他にも、今やってる授業課題のアドバイスや、セイコーの裏話などが聞けました。




普段あまり一緒に行動しない人達もとけ込めて良かったです。みんな頑張ったかいがありました。ホント。




炭酸飲めないくせにサワーを飲む千田ちゃん達w
なんか珍しい光景が広がりますね。こうゆうのもデザインが楽しい要因の一つです。

という。なんとも素敵な一日でした。ここから良い意味で調子のっていきます。
情報デザイン演習2も頑張ります。

『賞というのは過去のレッテル。所詮過去の人間だということ』箭内道彦

という箭内さんの言葉に負けないように次に、次に行きたいですね。

VAMOS!!!!!!!!!


2011年5月10日火曜日

ポスター製作ーコピー編ー

自称コピーライター志望の自分は
ポスターをコピーで攻める事にしました。

20本程作ったコピーポスターを解説付きで紹介します。



橋本潤
ミラノサローネ出展、世界を変えるデザイン展の空間デザイン、
プロトタイプ展など、多彩な活動をしている空間デザイナー。



大学院特別授業。橋本潤さんのポスター











このコピーは橋本さんと言うよりは大学院特別授業そのもののコピーになっています。
対象を外の学生において、せっかくウチの大学でやるんだから来てみなよ!
という思いを込めています。









これは橋本さんというデザイナーの特徴だと捉えた『繊細さ』を、
現代のはやり言葉に乗っけて届けようとしたコピーです。








これは、デザインされたモノもユーザーにいろいろ語りかけてくるけれども、
そのデザイナーは更に熱い思いで作っている。デザイナーの熱い思いとモノの関係を落としたコピーです。








世界を変えるデザイン展というのをご存知でしょうか。
実は橋本さんはそのデザイン展の空間デザインを担当していました。
そんな橋本さんが教室で講義をしてくれたら、
次に僕たちが世界を変えていけるのかもという気持ちを表したコピーです。
最後の『。』をつけるかつけないか、大分悩みました。









『くものすのいす』や『あみのいす』で知られる橋本さんは、超絶繊細なデザインを
する方に思えました。なので、繊細なデザインをしているのではなくて、もはや繊細をデザインしているんだというオーバーな表現でぶつけました。









橋本さんの代表作『うすいいす』や『くものすのいす』は鉄板の厚みやワイヤーの細さを
ギリギリまで落とすのに挑戦したものです。今までには考えられなかったようなモノが完成しました。その姿勢を表現したコピーです。









代表作『うすいいす』の最大の特徴『厚さ2.3ミリ』というのを、
簡潔に表現してみました。イスという字は使わないのがこだわり。









わずか2.15キロのイスのコピーです。
誰も見た事無いようなモノを、誰もが見た事あるコピーに乗せました。



以上が自分の中のランキング上位のポスター達です。
ポスター50枚近くを学校中に張りまくった楽しさはやばかった。
いろんなところで話題になっていて、やった甲斐がありました。
あとは、橋本さんに見てもらってコメント頂きたいですね。

それでは。VAMOS!!!!!!!



ポスター製作ー途中経過ー

久しぶりにブログ更新。
最近は大学院特別講義のポスターを作っていたので、その製作過程を。


対象は空間デザイナーの橋本潤さん


講義2週間前あたりからゆっくりと作り始めました(遅すぎた。。。)




これが一発目
思うと。。。しょうもないな。。。






だめっすね。








んーーごちゃごちゃがとまらない。








中揃えは難しいし、そんな技術ない。。









紙のカタチを変えてみた!
ちょっと良くなってきた!








自分的にはそこそこ好きだが、美しい文字組が出来ない。
やはりセンスなのか!?とか思う。。。









写真をドカンと使った。
これはでも写真と文字のパズルになってしまってる。下手だし。









整えてはみるものの、やはり言いたい事が明確にならない。




この調子で作る事40本くらい!!!
結局良いデザインは生まれませんでした。


先生に相談した結果、自分が何をしたいか明確じゃないから良いポスターは出来ないのだと。だから、自分の伝えたい事を第一に持つのが大事って事らしい。


そして、

自分の場合は、、、、コピーで勝負に出ようって事になりました!!!


次回に続く!

2011年4月3日日曜日

3月終わりから4月初め

3月30日

IBMデザインの会@山崎研究室

山崎先生の勉強会シリーズで文房具等に引き続き、
IBMのデザインについて語る会に参加しました。


写真は柳本さんとハウスカード!?達です。
このカード800ドルはくだらないんだとか。鬼レアです!!


このイラストが可愛いんだ^^




折り方によってポーズが替わるフライヤー的なもの。
いやー驚かされた。


IBMのデザインで解ったこと。

『徹底』この二文字ですね。

何から何まで全て徹底している。トイレのマークから、エレベーターの行き先階の数字まで。デザインを根源から沸き出させようとしている。

そんな素晴らしい流れがあったにせよアンチテーゼ等でブレたりして最近はダメだそうだ。
もったいない。





4月3日

IBMの会でお会いした倉成さんの一日店長のお店に遊びに行きました!

昔の日めくりカレンダーを売るお店@白金
中の様子を写真取るのをすっかり忘れてしまった;;


とりあえず自分の誕生日の日めくりゲット!!
これは記念になりますね^^
売り上げもチャリティーみたいだしgood!!
さすがGOOD DESIGN賞です。





ほぼ毎日

ミラノに向けて着々と準備が進んでいます。


展示場所でのレイアウトや攻め方等を検討中
CUBE積み上げればいいってもんじゃないですね^^


先生も一緒に会場について模索。
ですが、ようやく方向性と細かいところも決まってきました。

後は己の作品だけじゃ!!!



という事で最近の経過でした。